2017年にはいよいよ新たな専門医制度がスタートし、リハビリテーション科専門医、総合診療医とも基本領域の専門医として再スタートします。



総合診療医はさらに家庭医、病院総合医として、病院、診療所、在宅といった広い分野でプライマリケアを展開していくことになります。


一方、リハビリ医療も急性期、回復期から在宅、介護分野まで広い範囲で実施されており、高齢者の治療、ケアをすすめるさいに、コメディカルスタッフや介護スタッフとリハビリの視点を共有することは、プライマリケアの質を高めることにつながるでしょう。



しかし、総合診療医をめざす若い医師や、現にプライマリケアの第一線で訪問診療などをになっている医師に役立つリハビリ研修システムは未だ十分には確立していません。

私たちは、リハビリ医と総合診療医・プライマリケア医が共同して、有効かつ実践的な研修の機会を提供すべく研究会を5月に札幌で立ち上げたいと考えています。


今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



2014
年3月

よびかけ人

橋本茂樹(札幌西円山病院リハビリテーションセンター長、リハ科専門医)
堀口信(函館稜北病院理事長、リハ科専門医)
佐藤健太(勤医協札幌病院内科副科長、家庭医療専門医)